ネリンガでつくるリネンの小物

リトアニアのフラックス工場 Siulas 社のリネン生地「ネリンガ」。薄地でさらりとしたシャリ感が特徴のリネン生地です。張りがあるのでとても縫いやすく、ハンカチやクロスなどがとてもきれいに仕上がります。

今回はネリンガのカットファブリックを使ったミニバッグとハンカチのつくり方をご紹介します。

カットファブリックのサイズは タテが50×ヨコ75㎝、柄違いで2枚セットになっています。お好きな方の柄で、まずは生地の丈を利用したハンカチ用の正方形、残りの部分でミニバッグの表布と持ち手用のひもを裁断しましょう。全て直線のパーツなので、生地の地の目を通して裁断するのがきれいに仕上げるポイントです。

今回は下記のサイズで生地を裁断しました。
ハンカチ用 タテ50×ヨコ50㎝
バッグ表布 タテ50×ヨコ20㎝
バッグ持ち手用 タテ50×ヨコ4㎝


まずはミニバッグからつくります。
バッグには内布をつけたいのでハギレを利用しました。内布は表布と同じにサイズに裁断します。
袋布はそれぞれ中表に合わせて縫い代1㎝で縫います。内布には返し口を残しておきましょう。ひもは4つ折りの1㎝幅にして端にステッチをかけます。
ひもは表袋布の表側に仮止めし、袋布を中表に合わせ袋口を縫います。
返し口から表に返してアイロンで整えてから袋口にステッチをかけます。返し口をまつり縫いで閉じたら完成です。
つづいてハンカチ。ハンカチは正方形にカットした生地を使います。1.5㎝の縫い代を3つ折りにして四方を縫います。縫い代の幅はお好みですがあまり細いと縫いにくいのでこのくらいの幅がおすすめです。
ハンカチなどの角を縫う時、ミシンの針穴に生地が落ちて縫い進めないことがあります。そんな時は、このように薄い紙を生地の下に敷いて一緒に縫い始めるとスムーズに進むので試してみてください。
ハンカチも完成です。ハンカチはきちんと地の目で裁断しておくのがポイント。まっすぐに生地を切ることで、きれいに仕上がります。
ミニバッグやハンカチはいくつあっても困らないアイテム。今回のハンカチはお弁当包みにもちょうどよい大きめサイズです。生地やサイズをアレンジして、自分好みの小物づくりを楽しんでください。

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