NOTE

金森美也子さんにお話を伺いました【第2話】

「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」こぼれ話 ぬいぐるみ作家・金森美也子さんとリネンバードが一緒につくった、着せ替えぬいぐるみ絵本「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」。”金森美也子さんにお話しを伺いました”【第2話】は、この本ができるきっかけから撮影中のエピソードなど、金森さん&リネンバードによる「こぼれ話」をお届けします。 また、金森さんにクゥクゥをつくるときのワンポイントアドバイスも教えてもらいました。◇【第1話】はこちらから 金森 美也子 Miyako Kanamori ぬいぐるみ作家。1970年神奈川県生まれ。1998年より古着や日用品を使った動物のオブジェやぬいぐるみの制作を開始。展示や書籍で発表するかたわら、ぬいぐるみ作りのワークショップも行っている。著書に「りすが作る、手袋でぬいぐるみ」「白くまワールド」(文化出版局)、「nui-gurumi」(FOIL)、「軍手ネコのつくりかたBOOK」(光文社)、「古着で作るぬいぐるみ」(産業編集センター)などがある。 くまがお洋服を着ていたことが、きっかけでした 金森さん(以下 K):この本をつくるきっかけともいえるアイデアを思い付いたのは10年ほど前、リネンバードとのコラボレーション企画でくまのぬいぐるみをつくったときです。 ある日、二子玉川のお店を訪れたら、そのくまがお洋服を着ていてびっくり!お洋服をつくるキットも販売されていて。それが本当にかわいらしくて、それから「着せ替えぬいぐるみの本をつくりたいな」というアイデアがずっと心の中にありました。 ムーリットの店内で撮影した書籍「古着で作るぬいぐるみ」の展示会の際、リネンバード&ムーリットには、ソーイングも編み物もできるスタッフがそろっているし、一緒に着せ替えぬいぐるみの本をつくりませんか?と最終日に声をかけたのが、この本のはじまりです。 リネンバード(以下L):すぐに「こんな糸で編んでみたい」などでお世話になっている編集者の笠井さんに企画を提案したところ、とんとん拍子で出版に向けて話がまとまっていきました。 本当にスピーディな動き出しだったと思います。 着せ替えがたのしいストーリーに K:最初は、くまの家族のおはなしにしようと考えていました。主人公はくまの女の子で、ボーイフレンドはいぬのフラクシィにしよう、というのもすぐに決まりました。 くまのお父さんとお母さんは主人公と同じ型紙の縮尺をすこし大きくすればいいかな、お父さんにはおひげがあったほうがいいよね、学校のシーンも入れたいからクラスメートも考えなくては、などなどアイデアは膨らんでいく一方。 でも「着せ替え」をメインに考えたかったので、くまの女の子とボーイフレンド、ことりに登場人物を絞りました。 キャラクターが決まると、ストーリーはすぐにできました。 お洋服をたくさん見せたくて、ボーイフレンドのフラクシィをお洋服やさんという設定にしました。 L:最初にぬいぐるみ本体に使うリネン生地を決めて、そこからくまの女の子をつくってもらいました。 K:フラクシィは、以前リネンバードとつくったキット「いぬのフラクシィ」をもとにしていますが、キットとはお顔のスタイルが違います。 ぬいぐるみの試作をはじめたとき、くまの女の子もフラクシィのキットと同じくマズル(鼻先のパーツ)のあるスタイルでつくったのですが… L:見せていただいたくまのぬいぐるみは、なんとなくお洋服を着こなしているイメージではない気がして、金森さんに相談したんですよね。 K:お洋服が似合うようにくまのデザインをかえることにしました。その子に合わせて、フラクシィも書籍用にデザインを変更しています。マズル(鼻先のパーツ)をお顔と一体化させたのですが、着せ替えするときにお鼻にひっかかることがないので、よかったと思っています。 ▲ 左は、以前のフラクシィ K:主人公の名前を決めるのには、ちょっと時間がかかったかもしれません。 候補をいくつも考えて、最終的にはクゥクゥ(フランス語でハローの意味)という、ぴったりの名前になりました。 お洋服づくりはリネンバードが担当しました L:ぬいぐるみができたら、ここからはリネンバード&ムーリットの仕事です。 金森さんのラフスケッチをもとに、イメージを膨らませて実際に手を動かしていきました。 中でもクゥクゥのボネットは、金森さんのイラストのイメージをそのままかたちにしようと、あれこれ試作しました。 K:クゥクゥの頭にバンダナとか何かをかぶせたいなと思って、何気なくイラストを描いたら、本当にかぎ針編みのボネットができていました。 L:はじめは赤ずきんがかぶっているようなものにしたのですが、ちょっとごついデザインになってしまったので、改良してあたまのかたちにあわせた「クゥクゥ型ボネット」になりました。 お洋服や小物はすべて、フラクシィのお洋服屋さん「Flaxy's」の 商品という設定で、細部にこだわりを詰めこんで、とてもたのしくつくることができました。 ぬいぐるみのおしゃべりが聞こえる、キッチンミノルさんの写真 L:写真は、ムーリットのパターンブック「Tejido a Manos」の撮影をしてくださった写真家・キッチンミノルさんに依頼しました。 ▲ キッチンミノルさんによる撮影のMOORITパターンブック「Tejido a Manos」 K:キッチンミノルさんご自身も写真絵本をつくるので、ストーリーを大切にして撮影してくれました。 ぬいぐるみ全身がわかる写真だけでなく、縫い目がわかるくらいのアップもあって。ぬいぐるみたちの気持ちにあわせて構図がかわり、本当におしゃべりが聞こえてきそうな写真になっています。 また、こどもたちが好きそうな、細やかなポイントも写真に散りばめています。たとえば「ことりはどこで寝るの?」というキッチンさんの疑問から、インテリアにあるものを加えるなど。ストーリーを追うだけでなく、ページのすみずみまでたのしめる絵本になったと思います。 クゥクゥのお部屋以外は、リネンバードやリゼッタカフェなど、実際のお店を使っていますが、キッチンさんは背景やキャラクターらしい小道具など、その場にあるものを取り入れて撮影してくださいました。 L:キッチンさんが撮影している様子をみていると、本当にぬいぐるみたちがいきいきと感じられて。驚きの連続でした。 K:クゥクゥもさまざまな表情をみせるため、撮影にはたくさんのお人形をつくっていますので、じっくりと写真を味わってくださいね。 ちょっぴりお手本と違っても、味があってかわいい L:さいごに、これからクゥクゥはじめ、ぬいぐるみをつくる方にワンポイントアドバイスはありますか? K:綿を詰めるのに、すこしコツがあります。 手足はすこしずつ、様子をみながら詰めます。 頭とからだは、しっかりと綿を詰めていきます。角にきれいに綿が入るよう、棒などできゅっと詰めてから、まんべんなく綿を入れましょう。からだを押してみて、へこんだり、指のあとが残るようならまだまだです。 頭とからだにたくさん綿をつめてから首をつけていくと、着せ替えのしやすいしっかりとしたぬいぐるみに仕上がります。 また、お顔の刺しゅうが見本どおりにできない、という方がいるかもしれません。 ちょっと本と違うかな?と思ったとしても、味わいになってかわいいので大丈夫。 あなただけのクゥクゥ(フラクシィ/ことり)こそ愛着がわくはずですので、無理にやり直さなくてもいいと思っています。 もしお顔の刺繍が難しかったら、ボタンにしてもかわいいですよ。 おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日 クゥクゥが友だちのフラクシィのお店に洋服を探しに出かけた日のお話しを通して、ワンピースやコート、ブラウス、パンツ、セーターなどのウエアから、靴やバッグ、帽子などの小物まで、さまざまなアイテムとコーディネートを紹介した、着せ替えぬいぐるみ絵本です。 本の発売にあわせてリネンバードでは出版記念イベントを開催中です。イベント詳細はこちらから

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フラクシィのお店「Flaxy's」

フラクシィのお店「Flaxy's」

フラクシィのお店「Flaxy's」のこと おはなしの中でクゥクゥが訪れるのは、ともだちのフラクシィのお店「Flaxy's」。街で人気のお洋服屋さんです。お店には、フラクシィがつくったワンピースやコート、ブラウス、パンツ、セーターなどのウエアから、靴やバッグ、帽子などの小物まで、たくさんのアイテムが並んでいます。おしゃれが大好きなクゥクゥもフラクシィがつくる「Flaxy's」のお洋服がお気に入り。本の中のワードロープはクゥクゥ、フラクシィどちらでも着用できます。みなさんお好きなコーディネートで遊んでみてくださいね。 居心地がよさそうな「Flaxy's」のお店のシーンは、二子玉川のリネンバードで撮影しました。ふだんからリネンバードにある生地やお道具もそのまま登場しています。 「Flaxy's」の紙ぶくろ 本の中でも登場するフラクシィのお店の紙ぶくろ。リネンバード二子玉川店、北浜店、オンラインショップでは、着せ替えの材料セット・完成品に「Flaxy's」の紙ぶくろがつくれる”おまけ”をお付けします。「Flaxy's」でお洋服をお買い物した特典として、ぜひ着せ替えアイテムに取り入れてくださいね。 Flaxy's Coffee フラクシィはカフェもやっている? おはなしにはでてきませんが、パッケージに「Flaxy's」のエプロンをつけたフラクシィのイラストがはいったドリップコーヒーパックをエルマーズグリーンカフェにつくってもらいました。 果実感のあるエチオピアと、バランスの良いペルーの豆をミディアムローストで仕上げた、飲みやすいコーヒーです。手づくりしながらほっとひとやすみ……そんなリラックスタイムにおすすめです。

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「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」お詫びと訂正

本書の説明に誤りがございました。 読者のみなさまにご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げますとともに、下記の通り訂正させていただきます。 ■ P.60 「刺しゅうのカットソー」の刺しゅう図案について 誤)「実物大」 正)2倍の誤りです。 ■ P.81 「ショールとコトリのポンポン帽子」の掲載作品の使用糸数量について 誤)Gepard「Kid Seta」(210m/50g) 正)Gepard「Kid Seta」(210m/25g) ■ P.81 「ショールとコトリのポンポン帽子」ショールの編み図 46段めの左端の中上3目一度(42目め)が抜けている

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クゥクゥのブーツのつくり方

おしゃれが大好きなクゥクゥが愛用している、かわいいブーツのつくり方をご紹介します。本の中でもフラクシィのお店「flaxy's」に出かける時にクゥクゥが履いています。ぜひ作ってみてくださいね。 [ ブーツのつくり方 ] おはなし:P.22 材料:レザー (1)パーツを裁断する。 (2)中表に折り3mmで縫う。 *ミシンで縫う時は厚地用の針を使い、ゆっくり縫いすすめましょう (3)表に返し形を整える * 実物大型紙が入った「クゥクゥのブーツのつくり方」PDFのダウンロードはこちらから*印刷する場合はA5サイズです。

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金森美也子さんにお話を伺いました【第1話】

着せ替えぬいぐるみ絵本「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」発売を記念して、ぬいぐるみ作家・金森美也子さんにお話しを伺いました。ひと目見た瞬間に心が奪われてしまう、魅力的なぬいぐるみをつくる金森さん。【第1話】では、金森さんの創作のひみつに迫るべく、気になるあれこれについて、質問してみました。 金森 美也子 Miyako Kanamori ぬいぐるみ作家。1970年神奈川県生まれ。1998年より古着や日用品を使った動物のオブジェやぬいぐるみの制作を開始。展示や書籍で発表するかたわら、ぬいぐるみ作りのワークショップも行っている。著書に「りすが作る、手袋でぬいぐるみ」「白くまワールド」(文化出版局)、「nui-gurumi」(FOIL)、「軍手ネコのつくりかたBOOK」(光文社)、「古着で作るぬいぐるみ」(産業編集センター)などがある。 はじまりは「焼き芋」から --- ぬいぐるみをつくるきっかけについて、最初につくった作品について覚えていらっしゃいますか? 最初につくった作品は、4~5歳のころ、新聞紙をまるめてテープで留めてから色付けしてつくった「焼き芋」です。その後、幼稚園で“紙のお金でお買い物”をするバザーのような行事があったのですが、そのときもやっぱり「焼き芋」をつくりました。お芋型に切った紙を2枚貼り合わせて色を塗ったもので、お友だちにも大人気。たくさんつくって、どんどん売れて嬉しかったな、という思い出があります。お芋好きな少女でした。 --- かわいらしいエピソードですね!フリーランスで活躍されるようになって、これまで特に印象に残っている作品について教えてください。 ぬいぐるみ作品の前はオブジェをつくっていたのですが、そのころ個展でディスプレイしていたダルメシアンをきょうは紹介します。メインの展示作品ではなかったのですが、この子に注目が集まって、“アフタヌーンティー” で販売された(金森美也子さんの)カレンダーにも登場しました。 ▲ いまではお茶の箱の中に大切に保管されているダルメシアン。表情も質感もすてきな作品です ぬいぐるみ作品は販売することもあって、実は手元にはほとんど残りません。それでも、気に入った端切れでちいさな作品をつくることがあります。このふたつは、ヘリンボーンやウールの生地の感じがよくて、ぬいぐるみに仕立てたもの。すずめは「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」のことりと同じような構造です。 動物たちの表情や動きをよく見ています --- アイデアを記録するために、スケッチや創作ノートはふだんからつけているのでしょうか。 スケッチや創作ノートのようなものは、つけていません。作品をつくるときにもスケッチはほとんど描かず、直接生地を切って、頭にイメージした動物たちをつくっていきます。描くとしても、失敗コピーの裏とかに、本当に簡単にイラストを描くだけです。 それよりも、動物園で実際に動物のうごき方やからだの使い方を見て、図鑑や写真もじっくり眺めながら、表情や姿かたちをしっかりとらえるようにしています。 先日写真を整理していたら、動物園で撮影したものがたくさん出てきました。手足のひらの感じとか、実際に動物たちに会うと発見がたくさんあるんですよ。 また、動物園に行くとフリーペーパーが置いてあるのですが、動物たちのベストショットをつかってデザインされているものが多く、このコーナーを見るのもたのしみのひとつ。ニューヨークのセントラル・パーク動物園やパリのヴァンセンヌ動物園など、海外に行った際も動物園があれば足を運んでいます。 最近では、インスタグラムでも動物の投稿をチェックするようにしています。 ▲ 金森さんお気に入りの2冊とフリーペーパー。書籍は古い洋書のカレル・チャベックの「ダーシェンカ」と、動物の赤ちゃんについて学べるフルカラー図鑑「Amazing Animal Babies」。いずれも動物のこどもの顔つきや体の様子がよくわかって、作品をつくるときに「あの本の、あのページのあの子みたいな感じ」と浮かぶことがあるそうです リネンならシュッと大人の雰囲気に --- ぬいぐるみをつくるときに、材料となる生地や素材について、選ぶときのポイントなどはありますか。 材料となる生地にあわせて、どんなぬいぐるみのデザインにしようかと考えます。 リネンバードとのコラボレーションでは「リネン生地」というお題があるので、リネンに合わせてシュッとした、手足が長く、細身のスタイルで、人っぽい雰囲気のぬいぐるみになることが多いかもしれません。「いぬのフラクシィ」も、最初に試作した子は、よりほっそりとかっこいい感じにデザインしていました。 古着を素材にするときは、そのお洋服のディテールを作品に盛り込んでいます。ムーリットで撮影をした書籍「古着で作るぬいぐるみ」に掲載した作品にもセーターや手袋などを使っていますが、ニットも好きな素材です。きょう連れてきたねこは、友人に譲ってもらった編み込みのセーターからつくった作品。身頃はもちろん、裾やそで口、えりなどのリブ部分もそのまま活かしています。 ニットはほつれませんか?とよく聞かれるのですが、返し縫いしておけば大丈夫。自由度も高く、使いやすい素材だと思います。 ▲ セーターのねこと、リネン生地でつくった試作のフラクシィ 蓋つきのピンクッションを愛用中 --- ぬいぐるみづくりに欠かせない特別なお道具はありますか?また、お気に入りのお道具についても教えてください。 特別な道具というのはないのですが…… お家で制作するときに愛用しているのが、イイホシユミコさんのふたつきピンクッションです。愛犬がボール状のピンクッションに興味津々になってしまったことから、ふたつきのものを使うようにしています。以前リネンバードで個展をおこなったときに、知人が隣のコホロで見つけてプレゼントしてくれました。 猫の刺しゅうが入った大きめサイズのピンクッションは、数年前リネンバードで出合った刺しゅう家・村田かつ子さんの作品。ぬいぐるみの目や鼻に使いたいボタンの一時置き場として、候補のボタンを待ち針で留めておきます。お顔をつくるときには、かならず手元に置いて作業しています。 ボタン柄のちいさな巾着と、リップクリームが入っていた缶には、大きさ別にボタンを分けて入れています。普段は、たくさんのボタンや材料を収納していますが、ワークショップのときはそこから選んで、デザインのかわいい小さな入れ物で持ち運んでいます。  お話を伺うだけでなく、作品や資料、お道具などもたくさん見せてくださった金森さん。とても貴重な時間となりましたが、さらにスペシャルが。 最初につくったお人形については、「実物を拝見するのは難しいと思うので、イラストなどで再現していただけませんか」とインタビュー前日にお願いしていました。 当日「当時のものはないけれど、いまならどんな感じでつくるかしら、と思って……」と、金森さんが取り出したのが、やわらか素材で急遽つくってくれた「お芋」さん。 なんともやさしい雰囲気で、ふしぎな愛らしさのぬいぐるみでした。 おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日 クゥクゥが友だちのフラクシィのお店に洋服を探しに出かけた日のお話しを通して、ワンピースやコート、ブラウス、パンツ、セーターなどのウエアから、靴やバッグ、帽子などの小物まで、さまざまなアイテムとコーディネートを紹介した、着せ替えぬいぐるみ絵本です。 本の発売にあわせてリネンバードでは出版記念イベントを開催中です。イベント詳細はこちらから

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