生地の話1 オールドレース

生地の話第一回は、リネンバードのスタッフみんなが大好きな「オールドレース ホワイト」。
細番手で糸節が少ない上質なヨーロッパの原糸を使って、三重県の機屋さんで織られた生地です。

さらさらとした独特の風合いとやわらかな透け感が特徴。
ヨーロッパの蚤の市で見かける古いレースを思い起こさせる、やさしいくすんだ白をオールドレースホワイトと名付けました。

見た目の美しさはもちろん、光の通り方、肌触り、繊細でありながら目が詰まっている、リネンのシャリ感とやわらかさを兼ね備えた、なかなか出会えない生地だなといつも感じています。
大げさかもしれませんが、見ていると穏やかな気持ちになる、そんな生地なのです。

薄手のリネンは少し縫いにくいというイメージもありますが、目が詰まっている分、比較的縫いやすい生地だと思います。
一番のおすすめはカーテンですが、服地としてインナーやブラウス、スカートやワンピース、繊細な雰囲気を活かした袋物や、ハンカチやショールなどの小物に仕立てても素敵。意外にもいろいろな用途に使える優等生です。 

◇インナーに
おすすめはペチコートやペチパンツ。
直接肌に触れるものだから、気持ちよさをより実感できると思います。
万が一ちらりと見えてしまってもいやらしさがなく、スカートやワンピースの下に1枚はくと、何より安心感があります。
夏は汗ばむ肌にさらさらと、冬は静電気の防止にもなります。

スタッフおおやまが9才の娘に作ったペチコート。気持ちよさを実感して喜んではいているそうです。

 

◇洋服に
ギャザーがきれいに出るオールドレースは、たっぷりギャザーのスカートやワンピース、ブラウスにおすすめです。


服地には難しい?と思う透け感のある生地ですが、上品な透け感をいかして、使い方やコーディネートをお楽しみください。


スタッフ にしだはギャザースカートに。透け感を楽しむために、パンツやニットレギンスに重ねて着るそう。ニットに合わせるのがお気に入りで意外にも冬に登場することが多いそうです。

 

◇カーテンに

オールドレースは、光を通すと何倍にも魅力を増すような気がします。
視界や遮光が気にならない、自然光で過ごしたい場所は、一枚仕立てのカーテンがおすすめです。
フィヨルドやノールなどの薄いレース生地ほどには透けず、部屋の中にやさしいやわらかな光をもたらしてくれます。

オールドレースの生地を使ってパッチワークカーテンを作ったスタッフさくばた。朝昼夕と、光の加減で色のニュアンスが変わるので、まるで1枚の絵を飾っているみたいに見ていて飽きないそう。

 

私自身、オールドレースのカーテンを愛用しているひとりですが、
光を通したさまも風をはらんださまも本当にきれいで、作って6年経った今もカーテン越しの景色を飽きずに楽しんでいます。
今回この記事でご紹介するために、何人かのスタッフに話を聞いて、改めて愛されている生地だなぁと感じました。
またの機会にスタッフの作品も紹介していきたいと思います。

スタッフ みつい

 


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