クリスマスを楽しむ時間
クリスマスの雰囲気が大すきで、できるだけ長く楽しめるよう毎年11月に入るとツリーを出し、箱いっぱいに詰まったクリスマスグッズを少しずつ開けて準備を進めます。
アドベントカレンダーは子どもたちのお楽しみ。
中に入れるためのあれこれを少しずつ買い集め、11月終わりの週末にせっせと準備しました。リネン(フィヨルド)の生地で作った小さな袋に、お菓子や小物などちょっとしたものを包んでいます。
箱をいっぱいにしていた袋もいつもの間に数が減り、クリスマスが近づいていることを実感します。
年末の忙しさと重なり、親の私の方はそわそわした気持ちになってしまいますが、
あと少しの間だけの特別な時間。毎朝楽しみに包みを開ける子どもの姿を見ながら、わくわくとした空気を一緒に味わいたいと思います。
[ 企画スタッフ みつい ]
2025年ソーイングワークショップを振り返って
短い秋は楽しむ間もなく通り過ぎて、気がつくともう師走。
今年もたくさんのお客さまにご参加いただき、あっという間の1年でした。
北浜店ではこの1年間を通して、ビギナーレッスンに加えて、ソーイング経験者向けのフリーレッスンを開催しました。
皆さんがリネンバードの中から自由にお選びいただく生地とデザインに、こんなマッチングがあったんだ!といろんな気づきも多々あり、毎回新鮮でとても刺激になります。
同じデザインでも選ばれる生地によってガラッとイメージが変わり、完成した作品はそれぞれオリジナリティがあってみなさんとてもお似合いです。
そして今年最後、12月のワークショップに向けて準備に取り掛かります。
大切なお客さまの生地を誤って裁断しないよう最新の注意を払いながら鋏を入れていきます。
当日はスムーズに縫い進めていただけるよう、芯地を貼ったり、パーツを作ったりと、おひとりずつご希望のデザインに合わせて、それぞれの下準備を進めます。
ビギナーレッスンから始められた方も、どんどんレベルアップして、次はこのお洋服に挑戦したい!とお声をもらえるのは本当に嬉しい限りです。
また来年も、リネンバード北浜のとっておきの空間でソーイングの愉しい時間をみなさまと共に過ごせますように。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
【北浜スタッフ まつおか】
クゥクゥ達のお洋服
クゥクゥとフラクシィのお洋服の新色がもうすぐ発売されます。
今回サンプル用の縫製を担当しました。普段は大人サイズのお洋服ばかり縫っているので、ぬいぐるみ用のサイズ感がとても新鮮でした。
クゥクゥ達のお洋服は、縫い方を上手く省略している部分や、細かい部分を縫いやすくする工夫がたくさん。手作りに自信のない方にもぜひ挑戦してほしいです。
サイズが小さいので、裁断も縫製も慣れたらあっという間に形になります。ちょっとくらいズレても大丈夫!クゥクゥ達が可愛く着こなしてくれます。
すでに着せ替えを楽しんでいる方も、季節によって生地を変えて、たくさん作ってあげてくださいね。
しばらく欠品していた、クゥクゥのぬいぐるみ材料セットも再入荷しています。クリスマスプレゼントにもおすすめです。
[ 二子玉川店スタッフ N.O ]
週末さんぽ
先週末、秋晴れのさわやかな陽気に誘われて「SOLSO FARM」にお散歩へ出掛けました。川崎の「SOLSO FARM」は、土日祝日だけオープンするファームマーケット。
住宅街を進むと突然視界が開け、背のそろったオリーブ畑が広がります。中に入ると、出会ったこともない多種多様な植物たちが所狭しと並んでいます。豊富なガーデニングツールを見て回るのも楽しみの1つ。オリーブ畑を眺めながらお茶や軽食を食べられるスペースもあり、自然を感じながらお散歩するにはぴったりの気持ちの良い場所です。
クリスマスシーズンの今は、アーチ状になっている大きなオリーブの木に巨大なリースが掛かっていました。夕方、暗くなると明かりが灯りはじめ、街中とは少し違うファームの静かで美しいイルミネーションが楽しめます。クリスマスマーケットも開催されていて、ここでリースの土台と2種類の木の実をお買い物しました。今年はブルーアイスとひむろ杉の葉をベースにたくさんの実を飾るリースを作る予定です。
11月27日からは毎年楽しみにしているドライフラワー作家 deuxR 渡部裕美さんの 企画展
「Noel silencieux」が始まります。静寂をまとった凛と美しいリースやアレンジメント作品がたくさん並び、店内は瞬く間にクリスマスの雰囲気で満たされます。お近くにおさんぽの際はぜひ、覗いてみてくださいね。
[企画スタッフ おがわ]
編み物フリーレッスン
最近では、編み物ブームの余波なのか、編み物をはじめてみたいというお声も増えてきました。リネンバード北浜で毎月開催している編み物フリーレッスンでは、お客様のレベルに合わせてみなさまそれぞれの作品を編んでいます。
編み物がはじめてのかたには、まずは基本的な編み方の練習からスタートしますので安心してご参加ください。練習用の毛糸や編み針はこちらでご用意していますので手ぶら参加でもOKです。基本を学んだらMOORITのキットや書籍に掲載されている作品の中から編みはじめてもらいます。最初は簡単なマフラーやネックウォーマー、次はアームウォーマーやショール、その次はいよいよウエアなど、段階を踏んで作れるものがどんどん増えてくる姿をそばでみては、嬉しい気持ちになります。
レッスン中は他のみなさんが編んでいるアイテムもそれぞれ違うので、次はそれを編みたい!と刺激にもなり楽しい時間です。
初めてウエアに挑戦される方におすすめのセーター、ワードローブにあるとうれしいベストなど北浜のレッスン限定で編んでいただける作品もご用意しています。一緒に編み物ライフを楽しみましょう。
[北浜店スタッフ ばんば]
コットンリネンタイプライター
お洋服地として人気のコットンリネンタイプライター。
しばらく欠品していましたが、新たなカラーを加えて再入荷しています。コットンリネンで高密度に織られているので張りがあり、ほどよいシワとムラ感が味わい深い生地。リネンとはまた違う魅力があります。
ナチュラルになりすぎないゆったりパンツが欲しかったので、ブラックでギャザーパンツを作りました。ギャザーパンツは後ろパンツにギャザーを寄せたデザインになっているのですが、生地が高密度でギャザーが寄りずらいので、コットンリネンタイプライターで作る時は、ギャザーを寄せずに作ることをおすすめしています。ギャザーを寄せない分、ウエストベルトの長さをパンツと同寸になるよう調整します。針の刺し跡も目立ちやすいので、しつけ縫いや縫い間違いに注意して…リネンとはまた違った縫い心地が新鮮で、生地と対話するような気持ちで作りました。
今回はブラックを選びましたが、新色のカラーも味わい深い色味で目移りします。薄手ですが透け感があまり気にならないので、幅広いアイテムに馴染む万能な生地です。
店頭にはコットンリネンタイプライターで作ったオリジナルパターンのアイテムのサンプルをご用意していますので、ぜひ手に取って生地の魅力を感じて頂ければ嬉しいです。
[ 二子玉川店スタッフ めら ]
リネンでカンタ
カンタとは、バングラデシュとインド西ベンガル州を含むベンガル地方の女性たちによってつくられてきた刺し子の布のこと。古いサリーや腰巻布などの薄い木綿を何枚か重ね、細かな刺し子を施して敷布や布団として再利用することが目的の日用品だそうです。
昨年、望月真理さんの書籍『カンタ刺繍 そのモチーフと技法』を手にしてから、その魅力にすっかり引き込まれました。
家にあった薄手のリネン生地を3枚重ねて葉っぱの模様を刺したのが、はじめてのカンタ。布を重ねることで生まれる独特の“しぼ”が、なんとも言えず味わい深く、それがカンタの魅力だと感じました。
その後はどんどん興味が増して、ワークショップにも参加。インドのカディコットンを3枚重ねて刺す方法を教わり、自由に針を動かすことの楽しさと、思うようにいかない難しさの両方を実感しました。
初めてのリネン3枚重ねに比べて、カディ3枚はとてもやわらかく、ふんわりとした仕上がりに。やわらかな生地だからこそ“しぼ”もよく出て、とてもいい雰囲気です。
そこで、表側にリネン(スキバレン フラックス)、内側2枚にカディを使ってポーチをつくってみました。糸はオーガニックコットンの刺しゅう糸(Sunny thread)を2本取りで。スキバレンとカディの組み合わせはやわらかくて刺しやすく、ナチュラルな色合いに糸のやさしいカラーがなじんで、お気に入りの仕上がりになりました。
まだまだ試してみたい素材や刺し方がたくさんあるので、またご紹介できたらと思います。
[ 企画スタッフ にしだ ]
ベッドまわりのお気に入り
昔から肌ざわりの良いものが好きで、リネンバードで働くようになってからはベッドリネンやその周りのものを少しずつアップデートしています。
LIBECOのシーツ、オーガニックリネン ヘリテージ。何度洗ってもしゃきっと気持ちよく、密度のある生地にうっとりします。デュベカバーはモナコとリパリストーンウォッシュで作りました。5年ほど経ちくったりとろける質感に育っています。パジャマはリールストライプグレーで作りました。少し肌寒くなってきた季節にちょうどいい厚みとやわらかさ。ベルジャンタオルは、フェイスタオルのサイズがエルゴ枕にぴったりです。お泊りの際もホテルの枕の上にかけて使ったりしています。出先でもリネンの心地よさは手放せなくなりました。もう少し寒くなってきたら手織りのカシミヤブランケットや湯たんぽなども登場します。
一日の終わりに過ごす場所が心地いいだけで、眠る前のひとときが贅沢な時間に。
今週末、10月25日(土)、26日(日)は寝具ブランドISHITAYAさんの「眠りの体験会」がリネンバード北浜で開催されます。東京からは「エンベロープの寝具店」のスタッフもやってきます。ベッドリネンの質問やお問い合わせなども、この機会にぜひどうぞ。
[ 北浜店スタッフ さくばた ]
風呂敷がわりのキッチンクロス
LIBECOのキッチンクロスは、ついつい集めてしまうアイテム。
お皿を拭いたり手拭きにしたり、台拭きにしたり。サイズや生地感で使い分けているのですが、その中でも大判のものは風呂敷として使うことも多いです。
おすすめは、編みもののモバイルバッグとしての使い方。
編み地も毛糸もお道具ポーチもぽんぽん入れて、軽く縛ってバッグへイン。編む時は、風呂敷をひざで広げてその上で編みます。少し席を立つ時も軽く包んで置いておけますし、風呂敷の上ですべて完結するのでモヘアのような素材でも着ている洋服に付かないんです。
お気に入りのキッチンクロスは「ドック」。約70x70cmの大判で、ストライプのカラーリングが好きです。ドックは糊が効いておらず、はじめからくったりしたリネンの生地感を楽しめるのが魅力。旅行にも着替えなど包んで持っていくのですが、枕の生地感が好みでない時は枕に敷いたり、急な雨で濡れた時にタオル代わりに使ったり。リネン好きには1枚あると安心するアイテムです。
[ 二子玉川店スタッフ おがさわら ]
編みかけのまま、また秋がくる
夏が終わって、涼しくなってくるとソックスを編みたくなります。
いろんな色の毛糸を見ると手がうずうずして、つい新しい糸を買ってしまいます。
けれど毎年、シーズンが終わるころには編みかけのままです。
通勤の途中や、ちょっとした待ち時間に編むので、なかなか進みません。
それでも編み物は気分転換みたいなもので、ゆっくりでもいいかと思いながら、毎回編んでいます。
この前、久しぶりに編みかけのソックスを引っ張り出してみたのですが、なんだか長さとか色々な所が気になって、全部ほどいてしまいました。
そして、気分を変えたくて別の糸を出してきて、また編み始めます。
……これがいけないんです。
だからいつも完成しないってわかっているのに、またやってしまうんですよね。
でも、また気が向いたら、どこかの秋に続きを編めばいい。そう思うようにしています。
ほどいた糸も、また手に取る日がくるはず。完成しなくても、その時の自分がちゃんと残っている気がします。
[ 企画スタッフ おおやま ]
リベコホームのクッション
季節やイベントにあわせてディスプレイ変えをしていると、テーブルやベッドまわりのディスプレイに少し悩んでしまうことがあります。おおまかにメインになるアイテムを置いて、そこから部屋のイメージをふくらませて足していきますが、家具や小物は変わらないのでだんだんマンネリに思うことも。
そういうときにいつも助けられてるリベコホームのクッション「ハドソン」。ベッドに並べたり、椅子や棚に置いてアクセントにしたり。どこに置いてもほどよく存在感があり、派手にならず落ち着きがあるのでインテリアに馴染みます。
平織りのシンプルなクッションですが、厚地をウォッシュした生地で、リネンならではのマットな質感がインテリアに奥行きを出してくれる気がしています。木製の家具やアイアンフレームの棚とも相性がいいのであまり考えずにおいても大丈夫なところも好きです。
なにか物足りなく感じたときにまわりにある色にクッションのカラーをリンクさせると空間がひきしまってみえたり、好きなカラーをポイントにしてフラックスやナチュラルなど中間色をあわせればまとまることが多いです。大きな模様替えはできなくても、クッションひとつで気分や季節を切り替えられるので、小さなアイテムが頼もしい存在になってくれています。
[ 北浜店スタッフ ありた ]
クゥクゥたちの新しいお洋服
発売以来ご好評をいただいている、着せ替えぬいぐるみ絵本「おしゃれぐまクゥクゥのたのしい一日」。
店頭ではお子様やお孫さんへプレゼントされたお話や、少しずつお洋服を作って着せ替えを楽しんでいらっしゃるお話を聞く事、また「初心者ですが可愛いので頑張って作ってみます!」という声も多くいただきます。クゥクゥたちが手づくりに触れるきっかけになっていると思うと、こちらもとても嬉しい気持ちになります。
現在は新しい生地や柄の組み合わせでのお洋服の材料セットを企画中です。生地の選別や資材の準備など、クゥクゥやフラクシィにはどんな生地が似合うかな?とコーディネートする時間をスタッフも楽しんでいます。
新しいセットのご紹介までもうしばらくお待ちくださいね。
[ 二子玉川店スタッフ N.O ]
かたちを変えて、そばに
なかなか進まない着られなくなった服の整理。
生地が可愛くて手放せなかったり、
思い出が詰まっていて手放せなかったり、
そんな服がたくさんあります。
おばあちゃんから受け継いだウールのワンピースもその一つで、既製品にはないあたたかみとレトロな柄がとてもお気に入りでした。
自分が着ていたワンピースを私にくれた日のことを今でも時々思い出します。
おばあちゃんとは身長が全然違ったから、少し短かったけれど、
ウール素材のワンピースはとても暖かくてタイツと合わせるのが冬の定番でした。
穴が開いてしまったり、裏地がやぶけても修繕して着ていたのですが、
年齢を重ねていくうち丈感が合わなくなってしまったと感じるようになり、着る機会がすっかりなくなっていました。
今年はいよいよさよならすることを決めたのですが、決めた後も未練がましく悩んでいたら
お気に入りで手放せずにいたベビー服や、母が私の小学校入学式の時に着ていたおばあちゃんお手製のセレモニー服をお人形服に作り替えたことを思い出しました。
その手があったか!とひとり嬉しくなりました。
小さな服は無条件に可愛いくて、そして何より、かたちを変えてこうしてそばにあれば
思い出も一緒にいられる気がして良い循環だなと思いました。
[ 企画スタッフ みつい ]
リネンのサルエルパンツ
季節を問わず年中お世話になっているリネンパンツ。
リネンバードで働き出した当初から約10年、いろんなリネンで作り続けています。
シルエットは自分好みのサルエルパターンでヒップもワタリもゆったり。
夏は風が通って涼しく、寒い時期はなかに温かいレギンスやニッカーズを合わせてもモコモコせず快適に過ごせます。
猛暑が続く今は、コットンリネンタイプライターでさらっと軽く、秋から冬にかけてはしっかり目の詰まったリパリストーンウォッシュ、春先はマルタが大活躍です。
ほとんど黒一択で作っていますが、生地によって風合いも色味も微妙に違って同じリネンでも様々です。
初代のリパリストーンウォッシュはかれこれ8年ほど着ていますが、本当に丈夫で経年変化も美しいリネンで大好きな素材です。さすがにヘビロテすぎて少し擦り切れてしまったところはダーニングをして補修、まだまだ現役です。そして最近、今の気分で少しシルエットを変えて2代目も新調しました。
一年中快適なリネンパンツ、一度履くとやめられなくなる着心地です。
[北浜店スタッフ まつおか]
リネンのシェード
今の家に引越してきて8年。愛着が増す一方で、汚れや布類のくたびれが目立ってきました。気になるところから少しずつ、クリーニングや模様替えをしています。
最初に手を付けたのは、リビングのカーテン。犬のひっかきや隣接しているマンションからの目線も気になっていたので、今回はシェードをオーダーしました。
生地は、LIBECO社の「ヤリ ナチュラル」。柔らかく織られていて、糸のネップや織りの風合いが感じられる素朴な印象の生地です。一枚でも透け感が気にならないので、シングルのシェードにして、カーテンレールに取り付けました。シングルならカーテンレールを外さず取り付けられるので、自分でも簡単に設置できます。(サイズや環境によっては取り付けられない場合がありますので、ご検討の際はスタッフにご相談くださいね)
リネンを通して差し込む光は柔らかく、シェードのすっきりした印象の中にも暖かみが感じられます。
これまで使っていたカーテンは使える部分を利用して、次は寝室のカーテンを自分で作り替えようと思っています。残暑もまだまだ厳しそうですね…家で心地よく過ごせるように、模様替えを楽しみたいと思います。
※ヤリ ナチュラルは、ただ今欠品中です。
[ 二子玉川店スタッフ めら ]
半袖のレーシートップ
もうすぐ9月だというのに厳しい暑さが続いていますね。ただこのところだいぶ日が短くなってきたり、家の前の桜の木に黄色い葉があるのを見つけたりすると、一歩ずつでも季節が進んでいるのを感じます。
これからの季節の変わり目にぴったりなムーリットのパターン「半袖のレーシートップ」はサンプルを見た時から編んでみたかったアイテム。
手を止めてしまうと、レースの編み方がわからなくなるし、手の加減も違ってきて仕上がりがデコボコするだろうなと、気合を入れてスタートしたこちらのセーター。が…気持ちとは裏腹に何度も挫折。2度の夏を越してやっと出来上がった力作!です。
冬に編みあがったので、すぐに着る機会はなかったものの、達成感で何度も袖を通しては着られる季節を心待ちにしていました。
半袖のセーター(こちらの糸の素材はコットンとリネン)を着る時期っていつだろうと思っていましたが、この春は思いのほか出番が多く、気温30℃を超える真夏の手前まで着用していました。
春~初夏は白いリネンで作ったリネンバードのパターン「ギャザーパンツ」とあわせることが多かったのですが、秋に向かうこれからは、少し暗めの色のボトムスとあわせて楽しみたいと思っています。
[企画スタッフ おがわ]
ブロッキングワイヤー
リネンバードでのお買い物の中で買ってよかったなぁと思うもののひとつがチューリップさんの「ブロッキングワイヤー」です。
アイテムとしてショールはあまり使わないなと編む機会がなかったので特に不便には思わなかったのですが、MOORITの繊細なレース糸で編まれた作品をみて、私も編みたいと透かし模様のショールで初めて本格的なブロッキングをしてみることに。
透かし編みを編んでいる途中はくしゃくしゃとして模様がきれいに見えないのですが、編み上がってからブロッキングしてみると見違えるようにきれいなります。初めてブロッキングした時はとても感動しました。
チューリップさんのブロッキングワイヤーはワイヤーの先がほどよく丸みを帯びているので、とても編地に通しやすいのがおすすめポイントです。
実は一度ホームセンターでワイヤーを購入してブロッキングに挑戦してみたのですが、扱いが思うようにいかずブロッキング自体を断念してしまいました。
今ではチューリップさんのブロッキングワイヤーのおかげでストレスなくブロッキング作業をしています。
余談ですが、私は乾く時間を考慮して気温が高い真夏にショール類のお洗濯とブロッキングをしています。本当にあっという間に乾いてしまいます。
ブロッキングの方法はこちら
[北浜店スタッフ ばんば]
シンプルなブラウス
リネンバードオリジナルパターンの「シンプルなブラウス」。その名の通りのシンプルさが好きで、何にでも合わせやすく重宝しています。
Tシャツ感覚で着られる、ほどよく詰まったクルーネックがお気に入り。シンプルな中にも、後ろの首元と袖口のボタン、幅の狭いカフスがアクセントになります。私はウエストインして着ることが多いのですが、ほどよい身幅でブラウジングしやすいのも好きです。
一枚目をつくる時、企画スタッフから「首元のギャザー寄せが意外と難しいかも」と聞いていたのですが、たしかに少し苦労しました。ほんのりギャザーなので、いつの間にかギャザーが無くなってしまったり逆に強くなってしまったり。四苦八苦して綺麗にギャザーが収まった時は、達成感で喜びもひとしお。がんばって丁寧に作ったお洋服は愛着が湧きますね。
次はリバティで作ろうか、白のリネンで作ろうか迷い中です。リバティで作るなら、着丈を短くしてウエストアウトして着るのもかわいいかな、などとわくわく考えています。自分の好きなように調整出来るのも、手づくりの醍醐味です。
[ 二子玉川店スタッフ おがさわら ]
リネンの刺繍小物
素朴な風合いのリネンが大好きで、なかでも生成りのようなフラックスの生地を見つけると、つい手が伸びてしまいます。自然な色合いや、ざっくりとした織りの表情に心惹かれるのです。
そんなリネンに刺繍を施して、バッグや小物をつくるのが、私にとってとても楽しい時間。布を手に取ると「この生地ならクロスステッチができそう」「ここにドロンワークを試してみようかな」と、糸の太さや織りの密度を眺めながら、あれこれ想像がふくらみます。
もちろん、思い通りにいくことばかりではなく、途中で手が止まってしまうことも。でも、完成までたどり着いた作品には、どれもひとつひとつの手間や時間が積み重なっていて、自然と愛着がわいてきます。
ドロンワークのバッグやがま口のポーチは20年くらい前に作ったもの。今でもお気に入りです。
[ 企画スタッフ にしだ ]
パッチワーククロス
新年はじめのはぎれ市を開催した時に、はぎれの使い方の参考になればいいな、とリネンのパッチワーククロスを作りました。店頭に飾っているとぱっと空間が華やかになります。
いろいろなリネンのかけらをつなぎ合わせて大きな1枚を作るのはパズルのようでつい夢中になります。パターンは特になく、色の配置や形のバランスを考えながら自由に作りました。最近はこのパッチワークにすっかりはまってクロスだけにとどまらずバッグやクッションカバーなどいろいろなものを作っています。色と生地の組み合わせが変わるだけでぜんぜん違う雰囲気になるので手が止まりません。
黒ベースのリネンのパッチワーククロスは今の季節には強い陽ざしの日よけにもちょうどいいです。薄すぎないリネンをベースにしているのでエプロンのように腰にくるりと巻いてもいい感じ。リネンのクロスは何にでも万能に使えるのがいいですね。
こちらの材料と作り方のセットを販売できたらいいなぁと、ただいま準備中です。
どうぞおたのしみに。
[ 北浜店スタッフ さくばた]


